先日おうかがいした、青森市の橋本にあります、「居酒屋 旬味処 おいらせ」に、前回の記事を届けるのと、心残りへのリベンジを兼ねて、またまた行ってきましたよ!。
「居酒屋 旬味処 おいらせ」がどんなお店だったかというと、外観はこんな感じ。

私が俗に呼ぶ、青森市の飲食街の中心「本町大通り」。立ち並ぶビルのひとつ「ロバートプラザ」の1階に店はあります。
ちなみに、前回初めて訪れた際の記事をご覧になりたい方は、下のリンクからどうぞ。
⇒青森市橋本「居酒屋 旬味処 おいらせ」へのリンク
その、「心残りへのリベンジ」とは、実は前回、「刺身三品盛合せ」をいただいたのですが、いつものことながらいい感じで酔っ払ってしまい、何を食べたか、どんな味だったか、ほとんど覚えておらず、後日記事にするのに大変困った、ということなのです。
ということで今回は、味を覚えておくために、メモ用紙とシャーペンを持参するに至ったのでありました。チャンチャン。
お店の方々に、ご挨拶をしながら前回の心残りのご説明をした後、さっそく再度、「刺身三品盛合せ」を注文いたしました。それがこちら!。

おお、色とりどりの、まるで色の濃い皿の上に描かれた絵画のような盛り付けですね。中央下のしめさばのカーブが、まるで葛飾北斎の海を題材にした浮世絵の大きな波のようですね。さらに、左がまぞい、右がほっき貝なのですが、鮮やかな花びらのようにも見えますね。こうやって華やかに盛りつけるのが、板前さん達の腕の見せ所なんでしょうね。
さて、この刺身三品盛合せが出てくると、私はお店の方の了承を得て、おもむろにメモ用紙とシャーペンを取り出し、刺身の味を記録すべく、ぎこちない動きでメモを取ったのでした。それがこちら。

ちょっと字が薄いのですが、皆さんなんとかご覧ください。お!、刺身盛合せの前に、お通しに出てきた酒の肴の名前も記録していたではありませんか。そのお通しはこちら。

初め見たときは、このお通しがどんな料理なのか、さっぱりわかりませんでした。なので、お店の方にお聞きしたところ、このお通しは、「ちかの南蛮漬け」でございました。ちなみに「南蛮漬け」がどんなものか、インターネットで調べて見たところ、このちかのような小魚に片栗粉をまぶして揚げたものを、酢、醤油、砂糖、みりんなどを混ぜ合わせた調味料に浸して、味付けした料理のことだそうです。確かにちかの周りには薄い「ころも」に覆われていました。味は揚げた油のまろやかさと、酢と醤油で味付けされたつゆがさっぱりとしていて、まさしくビールや日本酒に相性バッチリ、という感じでした。お通しからなかなか手の込んだものが出てきて、さすが料理本位の居酒屋ですね。
「刺身三品盛合せ」に戻りましょう。まずは皿の左側から。左側の白身の魚は、「まぞい」だそうです。なにをかくそう、私はこの「そい」の刺身に目がないのです。ほどよく甘く、若干の歯ごたえがあって、食べ応えがあるのです。メモには「身が柔らかい 味がこい」と書いてありました。確かに、甘さの中に、深い味わいがあったのを覚えています。そんな「まぞい」のアップはこちら。

たいの刺身にも似ていますね。前回、花鯛の湯引き造りをいただきましたが、このそいも、鯛のうまさに負けず劣らず、美味だったですよ!。
続きまして、中央下の「しめさば」のアップはこちら。

うおー!うまそうですね!。皮も身も、白い部分から青みがかった部分へ続くグラデーションがなんとも鮮やかですね。先ほどの「まぞい」に続き、私はこのしめさばも、寿司屋では毎回必ずいただいてますよ。メモに書いてあった味は「すっきりして 味が濃い」でした。確かに、さばのうまみと、ほどよく効いた酢の酸味が、どちらが強いわけでもなく、絶妙のバランスでした。しめさばバンザイ!
そして最後、右端のほっき貝はこちら。

はーい!。愛しのほっき貝ちゃんです。こちらは先ほどのしめさばの青とは対象的に、ほんのりピンクがかった部分と白い部分のこれまたグラデーションが鮮やかですね。メモには「柔らかい 味がこい」と書いてありました。どの刺身も「味がこい」って書いてありますね。もうちょっと表現に芸が欲しいところです・・・。ボキャブラリーを増やすように頑張ります!・・・脱線しました。ひときれが大きくて味が濃いほっき貝も、とっても美味でした。私貝類にも目がなさすぎでして、刺身盛合わせの中身がすべて貝でもいいぐらいですよ。今度お店の方に無理言ってお願いしてみようと思います!
刺身盛合わせと供に、もう少しお腹にたまるものが欲しくて、お店の方におすすめをご紹介していただいたところ、これなんかどうですか?と出していただいた料理がこちら。

先ほどのメモの下の方に、この料理の名前が書いてあったのを皆さん覚えておいででしょうか。この料理はなんと!「ウニのアブラメ巻き揚げ」という名前の料理なのです!ウニ!とまず聞くと、それだけでも贅沢なのに、そのウニをアブラメで巻く?!片方ずつ食べても十分うまいのに、そのふたつを組み合わせるとは!・・・なんて贅沢なんでしょう。私は居酒屋に来てこんな料理は今まで食べたことがありません!断言できます!
と意気込んでしまいましたが、肝心の味はというと、先ほどのメモには、「磯の香りがたまらない 身もほくほく」と書いておりました。ウニに火が通ると、こんなにも磯の香りが引き立つのかと、かなり驚きました。周りのアブラメの身も、外側はさくっとしていて、それでいて中はムチッと食べ応え十分でした。ウニも口の中でとろけてしまいました。おすすめにこんなおいしい料理を出していただいて、感動してしまいましたよ。

今回訪れた際のおすすめメニューです。先ほど食べた「ウニのアブラメ巻き揚げ」は800円でした。豪華な食材のコンビでこの値段は、納得がいくのではないでしょうか。今回も魚のメニューがほんとに豊富で、やはり迷ってしまいました。メニューを見ていますと、全部食べたい衝動に駆られてしまいますね。今度は団体で来て、様々な料理を味わってみたいですね。

最後に、サービスですと出していただいた、「ばっけ味噌」です。名前の由来は知らないのですが、ばっけとは、「ふきのとう」のことだそうです。このばっけ味噌がまた美味かった!ほろ苦さはほどほどに、まろやかさがあふれていて、思わず唸ってしまいました。

刺身三点盛り合わせと、サービスのばっけ味噌と、お馴染みの日本酒のとっくりです。大きくて、立派な注ぎ口ですね。今回は2合を熱燗で頼んでしまいました。2合もあったので、料理を食べきるには十分すぎるほどの量でした。熱燗を飲みながら、勇ましいお姿の二人のご主人と、大人の魅力にあふれた美人ママさんと、楽しい歓談の時間をすごしたのでした。
青森市橋本「居酒屋 旬味処 おいらせ」。居酒屋の域をはるかに超えた料理の数々に舌鼓を打ちながら、おいしいお酒が飲める、名店でございました。皆様も青森にいらしたら、おいしい魚と料理を食べに、「居酒屋 旬味処 おいらせ」に足を運んでみてはいかがですか。
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